中学の定期テストの上手な計画の立て方−割り算してみよう
中学の定期テストは、たいてい1週間前ぐらいから範囲が発表されますね。
定期テストの成績は、このテスト範囲発表からの計画にかかっています!
中学で定期テストの計画の仕方を学んでいれば、高校でも同じようにやっていけます。
そんな、今後にも響く大事な計画法を、中学のうちからマスターしておきましょう。
「やる気」だけでテストは成功しない
範囲が発表されたら、「今回は頑張らなくちゃ」というやる気が沸きあがってくることでしょう。
その勢いで、とにかく「範囲表の上から順に勉強しよう!」と考えるのはやめておいたほうがいいです。
「好きな教科から!」なんていうのは、もってのほかです。
ちゃんと計画を立てなければ、結局出来なかった範囲というものが必ず出てきます。
また、嫌いな教科を敬遠しすぎて結局ろくに勉強せず、そのニガテに受験まで付きまとわれることもあります。
勉強内容や時間を気分任せにしてしまうと、「今日はもういいか!」が多くなり、成果が上がらなくなっていきます。
せっかくのやる気を無駄にしないためにも、はじめに計画を立てることはどうしても必要です。
残った日数に応じて割り算しよう
バランスよく、かつ無理のない勉強が出来るようにするにはどうすればいいでしょうか。
残った日数に応じて、割り算しましょう。
例えば、5教科のテストが一週間後にあるとします。
残り日数は7日です。
1日に2教科を勉強出来るとすると、あと7日で14教科分勉強できます。
そうすれば、14÷5=ほぼ3。
つまり、それぞれの教科につき3回は勉強できます。
2回しか勉強できないものが1教科分ありますが、それは得意教科に回せばいいでしょう。
それが分かったら、今度はいつ、どの教科を勉強するか決めます。
決めたならもうカレンダーに記入しておいて、流れに任せることがないようにしておきます。
例えば理系教科がニガテな人なら、数学と理科で一日を終わらせるとちょっと疲れるかもしれません。
数学と得意教科を一緒に勉強するような日を作るなど工夫しておくと、やりやすくなるでしょう。
ここまで決まれば、あとは各教科ごとに段取りを組んでいきます。
教科書の範囲ページ数を3で割ったりして、段階的に進めていきましょう。
理想としては、
最初2回で授業ノートの記憶
→最後の1回で練習問題(テスト範囲のワークなど)を使って確認
→忘れていたところを覚え直す
という流れかと思います。
「計画する」という習慣は受験勉強にも必要
1年や2年の皆さんにとってはあまり考えることはないかもしれませんが、受験も言ってみればものすごく大きな「定期テスト」です。
範囲は中学全体。
この気の遠くなりそうな範囲の「テスト勉強」は、成り行きでは絶対に完成しません。
ちゃんと計画を立てて、一歩ずつ進んでいくしかないのです。
定期テストの計画さえしっかり立てられなければ、どうやって受験勉強の計画を立てるのでしょうか。
かなり難しいものになることは間違いないでしょう。
定期テストの計画を立てるのは、受験のための訓練でもあるのです。
これが出来ずに受験生になってしまうと、かなり遅れを取ってしまうことになるでしょう。
早いうちから、計画を立てる習慣を身に付けておきましょう。
テスト勉強の計画ができたら
日数や範囲をうまく割り算できたとして、まだ考えなければならないことがあります。
それは、勉強する内容です。
他の子も、勉強する範囲や日数はあまり変わりません。
その中で他と差をつけるためには、勉強内容にも気を遣わなければなりません。
あまり出ない内容はそこそこに、でもよく出る内容に関しては徹底的に覚えておかなければなりません。
ニガテな分野を確実に克服しなければ、足を引っ張られてしまいます。
効率よく、成績につながる勉強をしなければならないのです。
ここで、多くの人はとまどいます。
あれ?で結局どこがテストに出るの?
テストに出るところさえ知っていれば・・・
こんなふうに考えるものですね。
上手な先生はテストに出るところを、きちんと伝えてくれますが、そうでない先生も多いんです。
では、どうすればいいか?
やはりプロに頼むのが一番安心です。
特に、ネット塾なら全国的な傾向をしっかり把握し、中間・期末テストだけでなく受験対策まできっちりと教えてくれます。
抑えておくべきポイントを教えてくれるので、非常に効率的に勉強できます。
授業の時間や授業動画が、10~15分ほどになっているものもあります。
つまり、短時間で効率よくポイントを押さえていくことができるのです。
しかも、苦手科目の授業動画を何度も見返すことが出来ます。
点が取れなかった苦手科目を克服することで、点数の底上げをしやすい仕組みにもなっているのです。
一般的な塾に比べても優れているといえるでしょう。
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